2018年5月7日月曜日

なんとか無事で

◆5月7日(月) くもりのち雨

五頭連峰のどこかで、3日目の夜を過ごしてるであろう新潟市北区の親子。
すぐそこの山です。
なんとか生きて帰って来てほしいという気持ちでいっぱいです。

自分の場合、山とは20数年の付き合いがありますが、日帰り登山でも必ず持って行くのが、アマチュア無線機、非常食、エマージェンシーシート、笛、ライト、ラジオ。

そして、肝に銘じているのが、早朝出発、午後には下山。
泊まりなら、夕方前には行動停止。
もし、遭難したら動かないこと。

日帰り登山でいうと、最近ランの世界から山に入る人が増えて、二王子クラスでも午後から登り(走り)始めたり、ものすごい軽装な人を見かけて不安になることがあります。

トレラン人気は北アルプスなどでも同じで、昨年の黒部五郎岳付近ですれ違ったトレイルランナーに、「今日はどこまでですか?」と聞いたら、「決めてません、行けるところまで」という返事でした。
これには驚きました。

私は、山からランの世界に入った、あまり多くいない種類の人間です。

山の楽しみ方は沢山あって、トレランの楽しみもわかる気はしますが、やはり山は山。
低くても高くても同じです。
山では何が起こるかわかりません。
山では心配しすぎるぐらいでちょうどいいと思います。

言いたいことは、日帰り登山でも軽装過ぎず、体力を過信せず、山に入らせてもらいますという畏敬の気持ちと、しっかりした準備が大事だということ。

北区の親子が登山口で登山届を書いていたことが救いです。
ただ、非常食や体温を保つ装備を持っているのでしょうか。
彼らも、まさか自分たちが遭難するとは、と思っていることでしょう。

今、この瞬間も寒さや飢え、暗闇、不安、疲労と闘っていると思います。

明日には無事発見という明るいニュースを聞きたいものです。




自転車 7kmライド


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